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艦これにおいて制空状態は戦闘を左右する重要な要素です。制空権をとれないと敵撃破率が下がり味方の被害が大きくなります。ここでは制空状態の決まり方と、制空値計算について解説します。
制空状態について
制空状態は、味方艦隊の制空値と敵艦隊の制空値を比較して決まります。
制空状態の条件は以下の通りです。
制空状態 | 自艦隊必要制空値(敵艦と比べて) |
---|---|
制空権喪失 | 1/3以下or自艦隊索敵失敗 |
航空劣勢(非表示) | 1/3より大きい~2/3以下 |
航空均衡(非表示) | 2/3より大きい~3/2(1.5倍)未満or航空戦フェイズ未発生 |
航空優勢 | 3/2(1.5倍)以上3倍未満 |
制空権確保 | 3倍以上 |
航空劣勢は表示がないため均衡と判断がつかないので注意です。
制空権確保、航空優勢の状態では弾着観測射撃が発動可能、制空権確保、航空優勢、航空劣勢の状態では触接と夜間触接が発動可能になります。基本的に自艦隊の制空値が高ければ艦載機の被撃墜率が下がり撃墜率が上がる等のメリットばかりですが、航空均衡時には触接と夜間触接は発動しないので航空劣勢のほうがいい場合もあります。
最も良い状態はもちろん制空権確保ですが、敵を撃破できるだけの火力や手数を用意できないのであれば、無理せず航空優勢を狙うなどバランスを考えて制空値を調整しましょう。
制空値計算について
制空値はスロットごとに計算し、各スロットの制空値の合計することで艦隊の制空値になります。
制空値の計算式は以下の通りです。
各スロットの制空値=[(艦載機の対空値)×√(搭載数)+熟練度補正] ([]は端数切捨て)
艦載機の対空値の★1ごとの改修効果は艦戦・水戦が0.2、爆戦が0.25です。
熟練度補正は艦載機や陸上機の艦載機熟練度に応じた制空ボーナスです。
熟練度のボーナスは以下の通りです。
※内部熟練ボーナスは各内部熟練度の最低値で計算しています。
表示 | 内部熟練度 | 制空ボーナス (艦戦・水戦・局戦・陸戦) | 制空ボーナス (水爆) | 内部熟練ボーナス |
---|---|---|---|---|
無印 | 0~9 | 0 | 0 | 0 |
| | 10~24 | 0 | 0 | 1 |
|| | 25~39 | 2 | 1 | 1.58 |
||| | 40~54 | 5 | 1 | 2 |
\ | 55~69 | 9 | 1 | 2.34 |
\\ | 70=84 | 14 | 3 | 2.64 |
\\\ | 85~99 | 14 | 3 | 2.91 |
>> | 100~120 | 22 | 6 | 3.16 |
熟練度補正の計算式は以下の通りです。
熟練度補正=内部熟練ボーナス+制空ボーナス
内部熟練ボーナス=√(内部熟練度/10)
制空値計算の例
例えばこの伊勢の装備だと、以下のように計算して制空値198となります。
内部熟練ボーナスは最低値で計算しています。

装備 | 対空値 | 改修効果 | 搭載数 | 制空ボーナス | 内部熟練ボーナス |
---|---|---|---|---|---|
強風改 | 5 | 0 | 2 | 22 | 3.16 |
瑞雲12型 | 3 | 0 | 2 | 6 | 3.16 |
烈風(六〇一空) | 11 | 2 | 22 | 22 | 3.16 |
彗星ニニ型(六三四空/熟練) | 2 | 0 | 22 | 0 | 3.16 |
零式艦戦52型(熟練) | 9 | 1.2 | 9 | 22 | 3.16 |
1スロット:[5×√2+(22+3.16)]=32
2スロット:[3×√2+(6+3.16)]=13
3スロット:[(11+2)×√22+(22+3.16)]=86
4スロット:[2×√22]=12
5スロット:[(9+1.2)×√9+(22+3.16)]=55
制空値:32+13+86+12+55=198
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